
KENTA TAKAKI
作品展示・販売会
開催期間:2026年1月6日~2026年1月24日
高木 健多
Kenta Takaki
~Profile~
熊本県合志市在住
1986年熊本県⽣まれ
2007年 福岡デザイン専⾨学校
家具、プロダクトデザイン専攻卒業
同年より熊本天草丸尾焼にて修⾏
2016年 合志市に築窯
天草陶⽯の本場「天草」の窯元にて6年間修⾏
その中で、天草陶⽯の中でも特に純度の⾼い”⽩磁”の魅⼒に
惹かれるようになった。
その最⼤の特徴は、粘⼟の「⽩さ」と「きめ細かさ」。
独⽴・築窯後は、その特徴を際⽴たせる作品を制作。
天草陶⽯本来の魅⼒を発信している。
~受賞歴~
2008年天草⼤陶磁器展陶磁器の島AMAKUSA陶芸展
[ハツバチ] 準グランプリ受賞
2009年天草⼤陶磁器展陶磁器の島AMAKUSA陶芸展
[⾖腐] [かみさら] 2009年Wグランプリ受賞
2010年天草⼤陶磁器展陶磁器の島AMAKUSA陶芸展
[キリイシ] 審査員鯉江良⼆賞受賞
2017年ART FAIR ASIA FUKUOKA(AFAF)AWARD
[⾖腐] 6つのギャラリー賞及び観客賞受賞

天草陶石とは?
天草陶⽯とは、熊本県の天草下島で採掘される粘⼟の鉱⽯である。
通常、陶芸などで利⽤される鉱⽯(粘⼟)は様々な産地・成分の鉱⽯をブレンドして製造するが、天草
陶⽯は天草陶⽯単体でそれが成⽴する唯⼀の鉱⽯であり、世界⼀の陶⽯と名⾼い。江⼾期を代表する才
⼈平賀源内も「陶器⼟、右之⼟”天下無双”の上品に御座候。」と絶賛した。
天草陶⽯は、古くから陶磁器の原料として広く利⽤されており、⽇本で産出される陶⽯の8割を占め、有
⽥焼、清⽔焼、波佐⾒焼、瀬⼾焼などの主原料として使⽤されている。
この天草陶⽯は、年々産出量が減少している。これは資源量の減少だけでなく、陶⽯⾃体が必要以上に
安く流通してしまっており、陶⽯産出・加⼯関連の事業者の多く事業を畳んでいるためである。
今、世界⼀の陶⽯、天草陶⽯のリブランディングが求められている。


天草陶石の特長
1.きめ細やか 2.白さ 3.純度の高さ 4.可能性(粘土性)の高さ 5.高温に耐えられる
作品(アート)
⽩磁「⾖腐」


瑞々しく柔らかな「⾖腐」を、固く焼き締めた磁器⼟で表現した。
混じり気のない「⽩」と揺れ動くようなエッジは、⽔というフィルターを通すことで、「柔かさ」と実際の「硬さ」をあやふやにし、⾒るものを錯覚させる。
⺟体である天草陶⽯の滑らかな質感と繊細なラインは、⽇本の「⾖腐」を表現する事で、その特徴を最も⽣かせるように思う。
関守⾖腐


茶室や神社仏閣で使われる「関守⽯」と、「固⾖腐」を掛け合わた作品。
かつての⾖腐は固かった為、藁紐で結んで持ち運んだという。
その様は、⽴ち⼊りを禁⽌する意味で置かれる「関守⽯」と酷似しているように思えた。
実際に関守としての効果があるかは保証できない。
釘貫⾖腐


⾖腐に釘を貫き縁起を担いでみた。⽇本では、使わなくなった刺繍針を、針に対する労いを込めて⾖腐に刺し供養する「針供養」という習慣がある。
本作もそれに習い、釘を貫き役⽬を労う意味も込めてみた。
鎹⾖腐


⽩磁の⾖腐に、器の修繕法「鎹継ぎ」を施し、崩れかけた⾖腐を鎹で継ぎ⽌めている様を表現した。「⾖腐に鎹」という⾔葉がある。
⾖腐は脆く、繊細であるという共通認識を⽤いたユニークな慣⽤句で、無茶な事、やっても無駄だ、という⽪⾁めいた例えとして、しばしば使われる。それを具現化する事で、意図した成果が得られる、つまり⽪⾁に対する⽪⾁を意味するものになった。
鎹に使⽤する鉄は、時とともにサビが⽣じる。やがて⽩磁とのコントラストが明瞭になり、⽩磁の⽩さを引き⽴たせる「薬味」になる事を狙った。
かみさら



ふわりと浮く⼀枚の紙のような器。
紙の⽩さと軽やかさ、ゆらめきを表現し、盛る⾷材を引き⽴たせる「余⽩」としての器を⽬指した。
TOFUs e a r r i n g



⾖腐をモチーフにした⽩磁のピアス。
⼩さな⾖腐が、互いに押し合いカタチを変えながら連なっています。
パッケージはモチーフにちなみ、真空パックを採⽤。
⾖腐箸置き


⾖腐をモチーフにした⽩磁のヒ箸置き。
⼩さな⾖腐が、互いに押し合いカタチを変えながら連なっています。