ギャラリー庵

2026年2月 はじめてのアート、はじめての暮らし

FlyD

開催期間:2026年4月1日~2026年4月25日

FlyD

~Profile~

東京を拠点とする抽象画家

受賞・活動歴

2025年 えいじまみずほとアートユニット「Rotte」結成
2025年 410ギャラリーコンペティション「GOLD #2」選出
2023年 NY展覧会 2023–2024 冬 優秀賞
2021年 Unsplashアワード 2021 Experimental部門ノミネート
2020年・2022年・2023年 ルクセンブルク芸術賞 芸術的業績認定

主な展覧会

2025–2026年 「余白のアートフェア EPILOGUE」(東京・品川)
2025年 個展「Flow」(東京・銀座)ほか個展開催
2024年 Salon de Art Japonais(リンダ・ファレルギャラリー/フランス)
2023–2025年 DESIGN FESTA(Vol.57–62)
2022–2024年 Independent Tokyo
2020年 個展「Game & Art」


アーティスト・ステートメント

美への原点は、実家の枯山水庭園にあった。父が丹念に手入れする日本庭園の美意識に触れた体験が、現在の創作の根底にある。

[Zen on the wall] シリーズ アーティストのこだわり

自分にとって『美しさ』を感じる基準は何から生まれてきたのだろうかと何年も考えていた。その答えは身近にあった。実家には100坪ほどもある枯山水の日本庭園があり、父はいつも隅々まで丹念に手入れをしていたのだ。自分はその庭を眺められる環境で大人になるまで育ってきた。息子の自分が言うのもなんだが個人の趣味でここまでの庭園を作庭できる人は日本でも数えるほどしかいないだろうと思う。

父はもう90を超える高齢だがいまだに毎日庭の手入れをしている。もうすっかり習慣なのだろう、雨の日でも傘をさして芝生の草むしりをしていたりする。枝の剪定をしようと木によじ登って足を滑らせ、落ちて骨折したことすらある。

そこまで情熱を注ぐ父の庭の良さを子供の頃はあまり分からなかったけれども、人生の過半を過ぎてくると何となく”これは走り続ける人生の中で時々立ち止まる場所なのだ”と思えてくる。

この庭をずっと維持するのは父以外には無理だろう。まして自分は東京に出てきており庭の手入れは出来ない。だが父が大事に守ってきたものを自分が出来るアート作品という形にして残しておきたいと思った。

今回展示する作品たちは未だ父の領域には届いてないかもしれないが、今の自分の全力と魂を注ぎきった事は自信をもって断言できる。この作品を飾った場所がその人の人生の中で「立ち止まれる場所」になってほしいと願う。

展示作品

日本の家庭庭園にはよく「睡蓮鉢」という直径50センチほどの陶器で出来た丸い鉢が置かれる。そこに水を貯めて小さなビオトープを作るのだ。晴れた日の夜にはそこに月が映り込み、とても趣のある侘び寂びの空間を作り出す。魚が水中から水面を叩くと月はゆらめき、魚の鱗もまたかすかに煌めく。 この美しい世界は維持するために手入れをする必要がほとんどなく、光と植物と生物との相互関係で生態系が循環する。少し話が逸れるが日本の江戸時代は鎖国しており、外部との一切のやりとりがなかったにも関わらず生活のサイクルがその中で完結し循環していた。日本人は300年以上も前から「足るを知る」ということを知り実践してきたのだ。これは欲望のままに無闇にモノを生産、消費、廃棄する現代社会へのアンチテーゼである。

金鱗水月 サイズS6(410×410)素材:アクリル絵具(パネルに描画)、金属箔、樹脂(額装つき)

¥99,000(税込)

「枯山水」は川の流れを水を使わず石や砂だけで表現した日本庭園の形式の一つです。日本庭園は他の国の庭園にはない独自性を盛っていますが、その中でも枯山水は特に個性的な形式といえます。  本作では枯山水とそこに棲んでいるであろうつがいの川魚を絵画形式で再構築しました。

枯山水渓流 サイズS6(410×410)素材:混合技法(アクリル、モデリングパスト、金属箔、木製パネル)(額装つき)

¥99,000(税込)

独自の世界観と美を独自に解釈し、カンバスに再構築したものだ。特に作品で使用されているミラーは日本庭園の「借景」という要素を表現している。借景とは庭園の外の風景を庭園の要素として取り入れる概念を指す。ミラーはこの絵を飾る場所によって無限に変化し、固定された要素を表現しない。それは作品の"永遠の変化"を意味している。 またミラーが風景を写し取ることにより、作品の世界は鑑賞者にとっての「外」と「内」を流動的にしてしまい、この世界がつねに動き続けていることを再認識させてくれるだろう

鶴之庭 サイズS6(410×410)素材:ミクストメディア(木製パネルにアクリル、モデリングペースト、金属箔、塩ビミラー)(額装つき)

¥99,000(税込)

ベニアパネルにアクリル、モデリングペースト、金箔、レジン 金箔の矩形は苔むす岩のシンボルであり、その周りを周遊する3匹の金魚。背景の金色の模様は水の流れをイメージしているが、それのみならず表層にもかすかな水面のゆらぎ模様をいれてある

遊蘭 サイズS6(410×410)素材:ベニヤパネルにアクリル、モデリングペースト、金箔、樹脂(額装つき)

¥88,000(税込)

Exhibition Title

はじめてのアート、はじめての暮らし

Date

2026/4/1-25

Time

11:00-19:00

Location

ギャラリー庵日本橋
〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町12₋4  レイフォリア5F Gallery 庵 
【アクセス】
東日本橋駅A2出口 徒歩4分

小伝馬町駅出口1  徒歩5分

馬喰横山駅A2出口 徒歩4分

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